投げて、投げて、投げ捨てて

専一に磨きすぎた才能は、本能と見紛うほどになる。
しかしその才能は決して正しいものではなく、主人公は人間であるにも関わらず異形となる。
まるで山月記だ。
全てを投げ捨てた先に、主人公は何を見るのだろうか。

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