でも目を背けてはいけない、もし真の世の理を知りたいならば

 人類数千年の先人哲学者たちがたどった道。冷静に論理的に、そして「常識」にとらわれないで、自らの心をを解き放つ。
 若干繊細なエピソードも含みますが、よく読んで考えれば作者の主張も理解できるはず。いや、理解した上で、読者自身の「常識」とどこが違うのかを省みることで、よりいっそう「問題」自体、ひいては自分自身の心に近づくことができるのではないでしょうか。
 作者様が言うとおり、作者様の「あくまでも試論、持論」ですので、深刻になったり、脊髄反射しないようにして、読者自身が自分に対して問いかけるように真剣に考ええれば、新しく視野が開けることでしょう。
 哲学・倫理の真面目な議論が好きな人向けだと思います。(私はまさにそうです)

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