作者様の作品に触れたのは、ほんの少し前なのに、自分の描きたかったものを既に五年以上前に完成されている気がいたします。
私も家族愛を根底に描いております。
この御作、『窓越しの花火』、思いのたけが想い出に変わってしまわない内に、ゆるやかでありながら、時の住処を感じさせられます。
ああ、自分の人生で、色んなシーンを思い出させてくれます。
とても感動的なご夫婦のある生き方に、生命力を感じたのは、私だけではないはずです。
そして、楽しい想い出の見え方が四角いものになるのでしょうね。
長く、生きてください。
秀逸な作品に出逢えます。