人間の女の子と妖怪の男の子の種族を越えたラブストーリーに胸が震えます。

人間の女の子の名は志保、妖怪の男の子の名は木葉。
二人は出会った時からずっと仲良しです。
数年ののち、いつしか思春期を迎えると、二人の関係にも変化が出てきます。
妖怪と人間の二人の間には難しい問題が立ちはだかってしまうのです。
「志保が本当に望んでいることがあるなら、俺はそれを叶えたい」
志保と木葉が交わす約束。
ヒロインの志保の木葉へのお願いは突拍子もないことですが、彼女は強い意志で貫きます。
読み進めるごとに切なさが増していくのです。
大切な人と過ごせるのは当たり前な事ではなくて。
かけがえのない時間、一日一日を大事にしたくなる物語です。

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