唄う少女とハーフエンドワールド

作者 吉野諦一

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★★★ Excellent!!!

≪「今日こそ教えてくれますか。私の今際の際を」≫

とても、とても静かな『三つ年上の彼女に敬語が抜けない』遥斗と『病に伏せる明るい』千世の物語。

他人の『最期』が視えてしまうが故に複雑な感情に苛まれる遥斗。

≪どんなに今を楽しんでいたって、いつかは皆これになる。一時の高揚に身を任せるのは、逃れようのない結末に目を背けるためだ。酔えば苛酷な未来を忘れられるからだ≫

ひとつひとつのエピソードが重くって哀しくって、でも読む手を止められませんでした。綺麗な文体で読みやすくて引き込まれて、心が締め付けられてジンジンするような…もう一気読みでした。

≪あっ、この人変な人だ。≫
で、ちょっと笑ってしまいましたがw


敢えて憂月には触れません……読めばわかる読めばわかる(泣

おおおおっわわわわわぁラストの4話( ;∀;)おいおいおいおい…

★★ Very Good!!

重いテーマに重いキャラ設定。
ですが一番最初に気に入ったのは日常会話から感じるユーモアでした。
重いテーマを重くさせすぎないというか……絶妙なテイストだと思います。
タグの「万人受け」に偽りし、といったところでしょうか。

文体もきれいで読みやすく、キャラクターもそれぞれとても魅力的でした。

読み始めても途中でだれてしまうことの多い私ですが、ほぼ一気読みでしたので、他の方にも自信を持っておすすめしたいと思います。

★★★ Excellent!!!

今際の際が見える男性と、それが決して見えない少女。
義眼を持つ彼女は生きているのか死んでいるのか。
不思議な魅力を持っていて――

まだ序盤ですが、しっかりとした文章構成に惹かれます。何より私が素晴らしいと思ったのは会話劇。テンポよく進み、受け答えがとても面白いです。
主人公の周りにいるのは普通の人ではなく、彼女となった女性も何やら秘密を持っていそうで、先が気になっております。

続きをお待ちしております!