カミツキ姫の御仕事

作者 まじりモコ

77

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★★★ Excellent!!!

ともに重い運命を背負い、それでも闘おうと、お互いを想い合う真信と深月。ダークな世界でのハートフルな二人の想いに、この物語の魅力を感じています。
ドライな雰囲気満々かと思いきや優しさを真信。ゆるゆるとした雰囲気満々かと思いきや精神力の強さを見せる深月。このキャラクターがとても魅力的で、やりとりもおもしろいなと思いながら読んでいました。
かなりの長編ですが、筋がしっかりとしてブレていなくて、読むのに間隔が空いてしまっても、あまり気にならずに物語に入っていくことができます。
今第一幕を読み終わったところですが、第一幕のクライマックスは、ほぼ一気読みです。物語にスピード感があって、とてもおもしろかったです!
第二幕も読み始めていますが、期待しております!

★★★ Excellent!!!

とある理由で九州の田舎町に引っ越してきた平賀真信という少年は、学校でとある家に行ってみてと強く勧められる。

そこで出会うのは赤く血に染まり、怪異に似た非現実的なものの類い。
犬の形を影に模したような、美しく整った深月という着物を着た少女だった。

「伝奇小説」

その類いの物語はいくつか見てきたが、これは凄い丁寧に作り込まれていて、読者を惹き付けられる描写が凄いです!

単純に見習いたいと太鼓判を押したいですし、続きを見せたくなる終わり方を一話ごとでしているので、間違いなく手にとると読み進めること間違いないでしょう!!

それにしても、真信君ことシンシンのくだりはめちゃくちゃ笑いましたw
深月ちゃんのキャラめちゃくちゃ好みです!!

★★★ Excellent!!!

 最後までハラハラドキドキが止まらない、飽きない作品です。
 まず、展開の緩急や設定の織り交ぜの加減が絶妙。気だるげな美少女とオカン系少年、登場人物たちの強さと弱さ、まったりと不穏、オカルトと科学、逃げた者と立ち向かう者。二つが交互に行き交い絡みあい、謎が謎を呼びながら物語が進んでいく。世界観の説明は過不足なく、テンポがよくて設定の濃厚さを感じさせないのもいい。ボーイ・ミーツ・ガールに陰謀に成長。これぞライトノベルです。

 個人的には、一途な静音が可愛かったです。これはこれでわんこ……。

★★★ Excellent!!!

平賀真信ことシンシン君は、怪しいおじさんに無気力わんこ姫のお世話を任されちゃいました。
一人で何でもできちゃう真信は、一人で何とかしようとするカミツキ姫に何を見るか。

ほのぼのした日常に浮き沈みする裏社会の影。
変革を迎えるその動乱に、影を持つ二人は翻弄される。

影は蠢く。狗神を狙う。平賀を狙う。
張り巡らされた伏線。知識に裏打ちされた伝奇系怪異譚。
油断ならない世界をどうぞご賞味あれ。


 人はたった一人では形作ることすらできない。

 真信は真に信じられるものを見つけられるか。

★★★ Excellent!!!

家業に嫌気がさし、家を飛び出した真信は引っ越し先の街で恐ろしいものを目の当たりにする。
そして、出会うは深月という愛らしい少女。

真信は深月との出会いを皮切りに、人智の及ばぬ非科学の世界を知る。


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伝奇小説好きとして太鼓判を推せるほど面白い。
伝奇入門編としてオススメしていきたい。

★★★ Excellent!!!

裏社会の家に生まれた主人公真信が出会ったのは、恨みの化身である狗神を従えた少女深月。真信は少女の謎を探っていくうちに、呪術世界の中に足を踏み入れてしまいます。
裏社会というだけあり黒い思惑が多く人が無残にも死んでいくおどろおどろしいシーンが多いです。その展開の中で描かれるのは、自身の出身や運命、願いに押しつぶされそうになったり、逃げたくなったりする2人の葛藤。様々な事件の中で、少年と少女は、葛藤しながらも自身の求める生き方を探していきます。
「真信」という名を冠する少年は、その名に見合うものを探し出すことができるのか……それは、ぜひ本編を読んでみてください。彼のいろんな顔に込められた苦悩や葛藤に、どんどんと惹かれていくことでしょう。

物語を支える圧倒的な描写。
物語を彩る個性豊かな登場人物たち。
物語を盛り上げるバトルシーン。
どれもが魅力的で、読めばすぐにこの世界にどぷりと入ってしまいます。

伝奇ものが気になる方にはぜひオススメしたい作品です!

★★★ Excellent!!!

自分を見失わない為に逃げてきた少年と、想いを遂げるために踏みとどまり、己を摩滅させていく少女が出会ってしまう。

過去のしがらみや隠された思惑、様々な勢力の暗躍が複雑に絡み合い、二人の周囲は血と怨念に彩られていく。

かわいらしいやり取りのある尊いシーンをアクセントに、ダークでシリアスなストーリーが展開していきます。

むごい場面も多々ありながら、読後感は爽やかです。
是非最後まで読み進めてみてください。

特に伝奇モノが好きな方にはお勧めですね!

★★★ Excellent!!!

キャラクターたちの軽妙なやりとりは私たちとおなじ等身大、そしておんぶにだっこな彼女の魅力は癒しといっても良いと思う!!

私はこれを『無気力系ヒロイン』と名付けました。勝手に。

この物語は現代が舞台。なのになぜか懐かしさを感じる景色は、時折、セピア色にさえ見える不思議な印象を与えます。
和の雰囲気漂う独特の世界感。
或いは月夜がよく似合うかもしれない。
紡がれる謎はどこまで深いのか。

もちろん一つ一つの物語をじっくりと読んで欲しい。あなたはきっと、最後に「あっ」と言わされる……!?