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概要
実録。パリのスラム街に住む日本男児が書く。便所の落書き。
フランス人妻に逃げられた俺はね、大事な娘と息子を残して、一人、遠くの村からパリに住み着いたの。そこは、フランスの数ある一つのスラム街だったのよ。住民のほとんどが、黒人かアラブ人。ヤクの売人、売春婦、中国人経営の食品店や食い物屋ばかり。まず、日本人は見かけない。ここの、クソ、ボロボロでバブルで適当に作ったような高層アパートに、60代のおっさんオーナーとアイルランド人のブロンド美人とルームシェアすることになったのよ。これがね、凄くてね、ブットンダだ話題で尽きないのよ、ガッツリバカでスーパーポジティブな僕のルームシェアの日々を書こうと思うの。今の俺は、金が全くなく、食い物やでバイトしながら、カメラマンの仕事を探してる。遠く北に住むと娘と息子を寂しく思いながら、涙をこぼすんだな。
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