これは、代々「死」を吸い取る能力を持つ家系に生まれた姉妹の物語です。その出自から人に疎まれあの手この手で死のうとする妹と、それを助けようとする姉。その切ないすれ違いの先に待つ結末は衝撃の一言です。
ベン・アフレックです。不条理が好きです。決め台詞は「真実はいつも藪の中」。トラウマ、強迫観念、破滅の3大テーマを掲げる、ゆるふわ反社会作家です。不穏で不思議で…
力の強い姉と、力の弱い妹。姉は妹を思うが、果たして妹は姉を思っただろうか。死にたいと思うほどの呪いは、あるいは死を招き入れてしまう。死よりも恐ろしい思いが、ここにある。
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