【チラシの裏】第1048576回 スマニューコン覆面妖精反省会

みれにん

眼鏡さんと二十一人の妖精さんたち

B「連合艦隊旗艦B、参ります。第1048576回……」


G「ちょちょ、ちょっとぉー!」


B「はい? なんですかGさん。これから作戦概要を説明しようとしていたのですが」


G「まずその回数、なんなのぉー。オタクくさぁい」


C「た、たぶん、1024×1024じゃないノ? いわゆる、、デスね」


A「それとみなさん、覆面なのに自己主張激しすぎですよっ!? 正体丸わかりじゃないですかっ」


D「あなたもたいがいですよ。Aなんて名前もらってる時点でもうね。私みたいに名前とは一切関係ないアルファベットで慎ましく過ごしていればやがて最後のしんぱむぐぐ」


Q「あらあら、ちょっとおしゃべりが過ぎるんじゃなくて? それ以上しゃべると、ですよ」


E「本編でほとんどしゃべらなかったのに、しゃべらせると結構な怖さなんだね、Qのおねーさん……」


N「んだ。こう見えでも、むがしはたいしたきかねこでな」


F「ちょっとNさん、これ全国区なんだからそんな方言丸出しだどこっちまでしょしべや……あ。ごめんなさいねーこないだNさんとコラボしたばっかりでついついうつっちゃうのよね」


P「みなさんコラボとかいいですよね……私なんか類似品出されたりとかくらいですよ……」


H「Pちゃん、コラボ、する? やめられないし、とまらなくなるよ?」


L「どう考えてもそれアウトだろ常考……いや、やりようによってはいけるのか……!? 研究の余地はありそうだな」


T「よし、キメラ的合体ならマかせロ! Iとかドウだ!?」


I「(無言でつまようじを突きつける)」


J「おだやかじゃにゃいにゃあー。ほら、お主と同じ丸い食べ物をやるにゃ」


I「(つまようじに刺されて満足気)」


K「でもなんで一次で落選しちゃったんでしょうかね? 大人が興味持ちそうだし、連載にも向いてそうだし、なによりスマートニュースのグルメタブなんかにも派生できそうでぴったりだと思ったんですけど」


S「Kちゃん、本物と同じくらい進行役として高性能だよ! かわいいなあもうー」


O「二十八個食べないからダメダメダメマス!」


U「♪リッコーリッコクェロマス!」


R「わーいフェスティバル! トリックオアトリート!」


眼鏡「ちょっとちょっと。いち、に……うわ、二十一人も集まってなんのさわぎですか」


A「眼鏡さん! コンテスト落ちたんで妖精たちで覆面反省会していたんですよっ!」


眼鏡「それで私もなんですね……」


A「あっ、魔女のがよかったですかっ!? ていうか眼鏡さんて魔女だったんですかーどうなんですかっ!?」


魔女「しらないですって。というかわからんのに名前魔女にするな作者」


 ――え? 魔女じゃないの?


眼鏡「あなたが言うな」


A「で、眼鏡さんはどう思います?」


眼鏡「ダメだった理由ね。(a)ピー(b)ピーがまったく(c)ピーなくて、途中から正直落ちても全然いいかなと思っていましたし、どうでもいいんですけど」


G「うわぁ、これはぁ! さすがに言えないぃ!!」


眼鏡「もう同人誌デビューしちゃったからいいんです! ビジュアルついたし!」


G「うらやましいぃ! 次はきっとアタシのバゴォーン!!」


 ――まあ順当に行けばね。


眼鏡「それで理由なんだけど。三十話で区切りついてないとか、そもそもおもしろくないかもとか、いろいろ考えられますけど……確実なモノがひとつあるじゃないですか」


A「なになに、なんですかっ」


眼鏡「あなたたちの存在そのもの。権利関係クリアするのそもそもめんどくさそうじゃないですか。そんなのに手間もお金もかけられないですって」


A「身も蓋もないですよっ」


 ――ですよねー。

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