感情移入 ダメ! ゼッタイ! だけど凄く いい!!!(感情論)

 この作品はダークファンタジーで、過激な内容が多々ありました。
 主人公はとても心が弱く、繊細であるため、共感出来るところが多々あり、身近な出来事のように捉えていました。然しながら、主人公の感情は、私が予想していたよりも狂気狂乱で、読者である私が悲鳴をあげる程のものでした。そんな主人公の心情や、行動心理の中に、作者の思いが強く表現されているのが感じられました。作者はこの作品を通じて、何を伝えたいかを考えさせられました。また、作者はどのような心情でこの作品を書かれているのか、気になる作品でした。
 この作品は心が弱い方にはお勧め出来ない作品ですが、最後まで読むと満足感と喪失感が感じられ、何度も読み直したくなる作品でした。まだ読んでいない方には、一度この作品に触れることをお勧めします。一度触れてみて読みたくなる作品かそうでは無い作品かを見極めて欲しいです。

最後に、作者さん。この作品の完結ありがとうございます。