誘い


 リアナ=ハイムの終焉。


 彼が、アシュ=ダールとして生きていき、どのようにしてアシュ=ダールを捨て、アシュ=ダールとなったの物語。


 さて、ここから道が二つある。


 左は、闇魔法使いが、一人の少女に出会う道。


 興味があればのぞいて見るといい。


 決して薦めはしない。


 彼を知るほど、その業は、深まっていくだけなのだから。


 右は、彼が教師となる道。


 決して薦めはしない。


 彼は、教え子を、闇にしか導かないのだから。


 すでに歩んでいた者ならば、新たに道ができているのかもしれない。中には懐かしい顔がいるのかもしれない。


 どちらにせよ、


 進むのならば、


 覚悟をするといいだろう。


 僕?


 僕は彼の側に寄り添い、共に道を歩むもの。


 気にしなくてくれていい。


 僕はいてもいなくても、誰が気にするべくもない。


 道化とでも思ってくれれば。


 さあ、話が長くなってしまったようだ。


 進んでくれ。


右の道


『おとぎ話の魔法使い』


https://kakuyomu.jp/works/1177354054884470603


左の道


『どちらかと言えば悪い魔法使いです』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883443984 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

化け物と呼ばれた魔法使い 花音小坂(旧ペンネーム はな) @hatatai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ