久しぶりに泣いた

普通に幽霊退治とかそういう話なのかな、と思って読んだら感情の暴力に殴られた気分でした。すごく衝撃的な話なのになぜだかとても共感できて、気づいたら泣いていました。
進学校に通う高校生とか、進路に悩む人とか、完璧主義者とか、そういう人たちが読んだらいいと思います。多分、そういう人たちが悩む事柄についての「解」のひとつが示されていました。こういう悩み、同じように持っている人がいたんだ、と思えて嬉しかったです。
逃げて、同時に生きた人の話です。もっと早くに読みたかった。