出会い

そういえば、誰かと昔会ったようなきがする…

そして、憂鬱になるような雨の日だった。

親が、お母さんが入院したと聞いた。

「お母さん大丈夫?!」

自分は驚いていた。

母親は父親がいない中で、俺を育ててくれた。

その中で俺はあまり親孝行が出来ていない。

「大丈夫だよ、ちょっと貧血ぎみだったみたい」

大丈夫そうでよかったと思う。

「良かったー、急に入院したって聞いたから」

母親はこっちを見ながら言った。

「そんなに心配しなくていいから、明日くらいに退院できると思うから」

このちょうしだと、またいつもの日常が戻ってくるな。

「じゃあ。気をつけて」

そして病室を出た。

もっと何かを話したほうがよかったのか。

どうしたんだろう?

こっちを見ながら近づいてくる。

「ねぇー、君この前会った人でしょ?名前教えてよ!」

またこの話題か...こいつはどうも俺の名前を知りたいらしい。

「まだ教えてくれないの?この前怒ってた感じだったし、あまり話聞いてなかよね?」

そうだったけな?俺は怒ってなかったと思う。

「いや怒ってないよ、急にどうしたんだよ」

こいつは怒った感じで話かけてきた。

そんな怒る必要ないのに。

「そんなこといいから名前教えて?」

急に話そらして...個人情報になるのにな。

「俺の名前は、こう」

そしたらこいつはニッコリした様子で、

「こうくんね、わかったよ。今からそう呼ぶよ宜しくね?」

面倒くさくなってきたな、何がこいつを引き付けるのだろう。

「あぁよろしく」

そこで奇妙な間があった

急にはるは雰囲気がくらくなった様子で、口を開けた。

「明日から私のお見舞い来てくれない?私1人じゃ話し相手がいないからさ」

こいつ入院してたのか。

でもここで返事していいのかわからない

まず初対面の人に会わなければいけないのか。

学校も違うし。

「どうしようかな、関係俺が来ていいのか」「まず何も君のこと知らないし」

そしたら目の前にいるはるが嬉しそうに答えた

「ありがとう、明日が楽しみになったな!」

「は!?急にどうした」

「え?もちろん来てくれるていう意味だよ」

ここから2人の奇妙な運命が始まった。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雨の日に会った奇跡 まっみず @himeragimamizu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る