正にきらきらと金色に輝いているような、一途な愛の物語

本作は、ゴールデンレトリバーの『ハチミツ』目線から、ご主人様との出逢いからお別れまでを描いている物語です。

ハチミツみたいな毛色をしているから、という理由でハチミツと名付けられた彼ですが、この名前がとにかく愛らしい彼に正にぴったりそぐっているのです。

誠実で、一途で、揺らぐことのないひたむきな愛。
たまに喧嘩をすることもあるけれど、大好きで大好きで仕方のないご主人様をいつだって一番に想っている。

ご主人様に注ぐ彼の愛は、蜂蜜のように甘いのです。

でも、甘いだけにとどまらず、終わりが近づいてくるにつれて切なさが立ち込めてくる。ラストシーンでは切なさのあまり、胸が締め付けられたようになりました。だけれども、読み終えた後、心が浄化されたような気持ちになりました。

あらためて、カクヨムプライベートコンテスト『もふもふ部門』大賞おめでとうございます!素敵な作品をありがとうございました(*´▽`*)

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