温かい批評

 批評というものは、書く側に求められるハードルが高いものでしょう。作品をただ読むだけではだめ。理解しても足りないのかもしれません。悪点美点を把握し、それに対する助言をするには、作品を呑み込む程の度量が必要でしょう。
 この批評大会記録には、見事にそのハードルを越えられている識者様の為になる評が認められています。作品から美点をひねり出し、改善方法まで提示して下さる、その優しさには頭が下がってなりません。
 実に温かい批評、これにはレビューをしないという選択はあり得ませんでした。この記録はそういう、素晴らしいものです。

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