とにかく全てが高レベルでした。使われている言葉、内容のリアリティ、そして筆致のどれも。ただ、頭に入ってこないような難しい物語という意味ではありません。それどころか、ワンランク上という感じの情景描写…続きを読む
狼の遠吠えが聞こえてくる草原の中、廃墟にて。学術調査のためにこの地を訪れた「私」たちは、かつてここに滞在した調査官の日記を発見した。草原の神々を敬い、掟に則って暮らす原住民と、国土拡大を目…続きを読む
異世界ファンタジーですが、現代に近い世界観の人間だと思われる学者が古びた日記を発見するところから始まる、どこかの世界で本当にあったかのような物語です。日記につづられているのは、軍属の調査官である女…続きを読む
日記を見つけた人物と、過去にその日記を記した人物が交差する物語。日記を見つけるのは現在の登場人物。日記には、北の草原の民とのやり取りや、その土地の独特な風習や神話が記されていた。 作者様が民族的…続きを読む
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