ウィザードリィの小ネタが刺さる刺さる。それでいて破綻のない異世界描写。

「クソたわけ」のタイトルに違わない、毎回の死地、困難。主人公も相当強くなってるはずなのに。そんな修羅の巷を生き延びるために、善と悪の狭間を漂いながら、垣間見える「譲れない部分」がしっかりとあるところがこの主人公の魅力でしょうか。そして、守りたいものを守るためには力が必要だけれど、力を追い求めれば最後には守りたいものを捨て迷宮の奥へ旅立ち成り果てるしかない。この矛盾と葛藤を、どのようにして決着をつけるのか。主人公の最後の譲れない思いは何なのか。物語の行く末に注目です。

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迷宮クソたわけ

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