At first I though it was just your regular ntr novels like others.
But damn! After reading it quite a bit. I realized it is quite like a shounen just like how the MC doesnt give up and push through obstacles, and the story had some depth too.
I'm really loving this! Thank you author san.
Hope for future updates ❤❤
中世ファンタジーの冒険者ものとしては
なかなか丁寧に場面描写されていて良いと思います。
戦闘以外にもしっかり全員で踏破している感じも出ていて、そこも良いかと。
主人公が「もう全部おれ一人でいいんじゃないかな」しているより
登場人物それぞれが、しっかりと役割分担をして、
PTとして話を進めていく方が、
冒険者が活躍する物語としてはやはり面白いですね。
NTRものである以上、当然元恋人と略奪した相手がいる訳ですが、
こういう感じの不快なキャラはなかなか斬新ですね。
表面上は善人のようでありながら他人の心の機微を感じ取れない、
もしくはあえて無視している男の方もアレですが、
過去編での、あの裏切り方を読んだ後だと、
この期に及んでまだ、再会後に主人公を呼び止めようとする元恋人の方が、
下手に善人ぶっている分イラつき度が増しますね。
ざまあな展開を望んでいる読者にはあまりお勧めできないかも。
でも主人公がいずれ報われるのならば、自分はこういう展開も有りかと思います。
最初から期待通りの展開になって面白かったです。
ある記事に「フラレた後のファンタジー」というタイトルが載っていたので、気になって読みました。なのでカクヨムでは初めて読む作品です。
4連休中はいろんなことして遊ぼうかと思っていましたが、この作品に出会ってずっと読み続けたら、いつの間にか最終日になっていました。
主人公の気持ちが痛いほどわかる人は何人かいるのではないかと思うくらい辛い話です。
フラれた後、みなさんは立ち治るのに時間がかかりませんでしたか?
フラレた後、自分以外の男と付き合い楽しく話す元彼女を見て悔しい思いをしませんでしたか?
フラレた後、元彼女を見返してやりたい!!そして別れた後の後悔を思い知らせてやりたい!!って思ったことありませんか?
過去にそういう経験のある方には最高にスカっとする作品となっております。
『フラレた後のファンタジー』、この作品のタイトル通り"フラレた後の自分"と思って読むと夢中になれます。
寝取られたヒロインユーリや寝取った間男ソルディグが、のうのうと生きているのが鼻に付くのでいまいち本筋に興が乗れません。
恋人ロジオンが失いかけたユーリとの絆を取り戻そうと、命懸けで彼女の為に強くなろうとしている最中に当の彼女は全力で止めるでも無く、応援するでも無くひたすら自分にとって居心地の良いソルディグの元へ夜な夜な通い妻して朝帰りを繰り返す様な堕落っぷり。
この時点でもう戻る気も無く、戻れる筈も無い程裏切りの日々を重ねていても「可愛そうな私(ユーリ)」を気取って、自分から別れを切り出す事も無く流されるまま日々を過ごし、決定的な場面で最悪の言動をします。
この直前までロジオンはほとんどの人が使える「魔導」を持たず、己の身体能力のみで死闘を繰り広げていたのに・・・
(ちょっと間違えば容易く死ねる状況なのに)
まあこの時点で新恋人ソルディグ&自分の夢>>>>超えられない壁>>ロジオンなので、例え元恋人のロジオンが死んだとしても「恋人を失った可哀想な私」として大手を振ってソルディグに後腐れなく擦り寄れるので、むしろ死んでた方が煩わしさや後ろめたさから解放されて無問題だったのでは?
後に「あの時私(ユーリ)はこう思っていた」という場面がありますが、話している内容はとても酷く自己弁護と「やった事に対してほとんど罪の意識の無い」無自覚な残酷さでロジオンを苛みます。
ロジオン側のキャラクターは快楽主義だけど頼りになる冒険者の先達なガエウス、ミステリアスだけど根っこの部分は優しいナシト、最年少なのに時々誰よりも大人な表情を見せるシエス、しっかりしてそうでその実ポンコツ気味なルシャ等々非常に魅力的なのですが、敵?側の蒼の旅団の面々は良く言えば掴み所の無い、悪く言えば無味乾燥な輩が多く所々目立つキャラはウザイだけの魅力に欠ける存在と成り果ててしまっているのが残念です。
現在話の途中でざまあタグが付いてないのは百も承知なのですが、自分達の勝手な理屈で人一人の人生を文字通り歪めておいて、彼らは本懐を遂げる様を見るのだとすると物語に期待する気が失せます。
ぶっちゃけた話「ユーリ夢の手前のどっかの戦いで手足失って絶望しないかな?」と暗い願望を巡らせてしまう程に。(それはそれで自分がこの作品にのめり込んでる証拠で、作者様の力量が素晴らしい物だと思えますが)
確かに現在ロジオンにはお互いに守り愛する事の出来る存在がいますが、それはマイナスがプラマイゼロになっただけで、相手側は全くノーダメージで人生を謳歌してるのがとてつもなく不快です。(最も寝取られとはそういうものかも知れませんが)
これでソルディグがもっと「人間味」のある人物なら、読み手としても感情を込められるのに無機質で、ユーリを寝取った経緯も「弱ってる剣技の巧みな女がいるからいい機会だから手の内に入れよう」とまるで将棋の駒の様に「能力だけ見て人格を省みない」キャラなので、やってる事は非道なのにコンピュータの様で残念です。(もっと人間味があればいい意味でロジオンのライバルになれたものを)
まあユーリもユーリでそういう扱われ方が心地良いようなので、そのまま愉悦に浸ってればいいものをちょくちょく顔出して「悲劇のヒロイン面」してるから個人的は株が下がる一方なのですが、この世界は善良な人や優しい人に厳しい世界らしく今現在ロジオンの冒険は着々と進行中なのに、旅が一つの終着点を迎えた時に居場所が少なくなっていそうな現状なのが気がかりです。
(今現在やりたい放題してる側の方が、良い思いをしてる様にしか見えないので)
折角本筋が今どき珍しい「土の臭い」のしそうな、重厚ファンタジーなのに残念でなりません。
まず全体的にしっかりと書かれており、書き慣れていない人特有の拙さを感じないので安心して読めます。
NTR要素もありますが、うまく言えませんが物語として存在しているのであり単にNTRもののシチュエーションを手軽く見たいだけの人はきっと評価が低いのでしょう。同時にざまぁ要素も求めるのでしょうが、この小説はそういった単なるシチュエーションだけを求める人には向かないと思います。
私はNTRに魅力を感じていませんが、物語の要素として読ませて頂きました。
タイトルだけ見ると若干軽いイメージですが、中身は重量を感じます。
他の方のレビューを見るとやはりNTR要素であるユーリに関することが多いようですが、私はヒロインであるルシャの過去が頭に残り途中読むのを止めるか悩みました。
実用重視エロゲーならまだしも少なからず感情移入して真面目に読み入っていた小説で、恋愛物のメインヒロインの過去がここまでの扱いをされていたものを読んだのは初めてであり、それを明かされたときは衝撃で今でも正直複雑なものはあります。
ギリギリ一歩手前で助けられるといった話は珍しくないと思いますが、長い間どんな目にあっていたのかおよそ想像できてしまうくらいの説明独白以降、主人公とイチャイチャするシーンを見てもヒロインの過去が頭をよぎると素直にニヤニヤできないことがあるのも事実です。
なまじエロゲ脳なこともあり、更に一段上の不幸なことがあった可能性も想像できてしまうので、作者様にはルシャの過去、更には現在にこれ以上の不幸要素追加をせず特に過去の不幸を掘り下げないで頂きたいです。今はまだ全体的な物語として楽しめているので、大人しくこのまま楽しませてください。そういうのはエロゲで十分なんです・・・
個人的なモヤモヤする部分も書きましたが、それを踏まえての評価として
まだ途中ではありますが全体的な完成度が高く読みごたえがありとてもいい作品だと思います。
読み手としてもルシャの過去を乗り越えることができれば楽しめます。
オススメできます。
この先の続きを楽しみにしております
失恋を経験している人ならば、もう…トラウマが蘇るでしょうw
特にユークが嫌いという人が多いみたいですけど、私にとってはユークの気持ちに共感してしまう。幸せになってほしいと願ってしまう。
だって、一緒にいられる自信を失い、ある人によって弱さをつけこまれた。そこは沼のように…
恋愛は泥臭いところがあるし
それでもローシャはユークは立ち直れる。幸せになれる!と信じている。そんな真っ直ぐな人。こりゃ、周りから慕われっるわ……
こっからユークはどう立ち回るのか。気になります!
個人的には復縁に言ってほしいけど、どうだろう。せめて、かつての仲良しだった頃に戻れるといいなぁと思いますw
昨今流行りのファンタジーは良くも悪くも「ご都合主義」か「理不尽」のどちらかに偏らせすぎるきらいがある。
この物語は、まあまあどん底からスタートするも、簡単にはチート成長もしないし、俗に言うざまあな展開もなかなか起こらない。
かと言って、人がバンバン死んだり理不尽に世界が壊れる話でもない。
そう、ファンタジーはあるけれどかなり現実的な「悩み」や「葛藤」を表現している物語で、リアリティがあるバランスの取れた物語だ。
それでいて、平坦な物語にはならず中だるみも少ない。
最近は少なくなった古来のファンタジーの派生型で王道と評する人が多いのは納得であるが、若い読者が思い描く王道とは少し違うかもしれない。
チートや爽快感重視の物語を求める人には向かないかもしれないが、それでも一度は読んでもらいたい。
悩みや葛藤の中から生まれるファンタジーと言うジャンルがここにあり、その魅力に取り込まれる人もきっといるはずだから。