第38話カクヨムさんと魔法のiランドさん

脱出用ポッドのガラス越しに伝わる母の手の温もり。

もし、あの時。焦らず自分のポッドに乗った後にボタンを押したなら、このポットには母が乗ったはずだった。

自分のポッドに私を押し込め、射出ボタンを押した母。

遠ざかる母の顔は、いくら泣き叫んでも、ずっと笑顔のままだった。


***


泣ける話の132字物語。


深夜のN分小説執筆さんが無期限休止ということで、この『ちいさいあきのものがたり』が、ずっと更新できませんでした。

そこで自分なりに考えて、140字をここにのせていこうと思いました。


手始めに、今やっているカクヨムさんと魔法のiランドさんのコラボ企画。泣ける話を132字で。


いきなりハードル高いです。そもそも泣ける話を短くするには、共通認識が必要です。


泣けるとなると、うれし泣きと悲しい時ですね。


嬉しい時はたぶん需要がないと思うので、悲しい時でチャレンジしよう。


そう思ったのですが、実際132字はキツイ。


最初の一行に状況かな?

次は導入、そして結果。ああ、やっぱり万人が共感できるのは母と子の涙の別れでしょうか?

我が子の為に、命を投げ出す父母の気持ちは、おそらく共感できるものだと思う。


という訳で、自分の失敗で母親を犠牲にしてしまった息子に決定。


あれ? どうしてそうなったか?


それは私にもわかりません。ただ何となくそう思っただけです。


これって、人様にお見せするべきものじゃないような気がします……。


でも、自分の記録の意味で、今回ここに書かせてもらいました!


次からは、ちゃんと考えたことを書きます! たぶん!

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ちいさいあきのものがたり あきのななぐさ @akinonanagusa

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