回復枠は一人。戦うは誰も戦う。僕の力は残さない。傷を治すから。

テンポはややスローな印象で、バトルでミデアムまで加速する。魔法達がバラエティーに富んでいるところが特筆される。公私共にこの作品に入り込みたい。どうしてそうなったか、分かりやすく描かれているところが素晴らしい。
回復枠は二人いてもいい気がする。例えば二つ以上の長所がある。一つの弱点を皆で分かち合う。そういう世界があってもいい。
主人公がその域に達したのは、一つの長所を用いて徐々に発揮した。回復は他のメンバーの長所を二倍三倍にも出来るだろう。
文章の構成力、演出力が高い。生きるも死ぬもキャラクター達。

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