独特な静けさを感じる終末を描いた世界。寂しさの中に作者の優しさを感じる、あたたかい作品でした。SFの短編集に飢えている方、ぜひ手に取って欲しい。きっと間違いない!
ようこそ、いらっしゃいませ。 のんびりと、書いたり読んだりしています。
終末の世界を舞台に、様々な終わりの光景をほろ苦く見せてくれるオムニバス掌編集。それぞれが独立した話ながら、寂寞感や悲哀といった空気感が全体を包んでいて、読み進めるごとに色濃くなっていくようです。各…続きを読む
SFショートショートを集めた短編集。近未来が舞台ですが、どちらかといえば悲観的な未来像です。科学の進歩や記憶、環境、人類そのものがたどり着く先を、意外な展開を交えながら、淡々と読みやすい文章…続きを読む
世界観が好きです。面白いって言ったらちょっと違うんですよね。こう、話ごとにはっとしたり物悲しくなるような最後だったり。毎日更新を楽しみにした作品です。
意外なオチに驚かされたり、ひやりとしたものを感じたり、そこに至るまでに過程に思いを馳せたり。ひとつひとつのエピソードが味わい深く、繋がりを想像するのが楽しい物語でした。希望に満ちているとは言えな…続きを読む
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