第2話 わたしのこと

わたしが引越しの決意をしたのは

転職して5回目の時(※この時点でかっこ悪い)でした。


当時田舎の工場で半年ほどCADオペレーターという

お仕事をまかされておりました。

(jwwの2Dで、エレベーター部品などの図面を動かし配置する作業)

半年も経つと普通に楽しくという感じに想像するかと思いますがわたしの性格がわがまま過ぎて上司に刃向かうばかりでした。

その理由はおもに

CADで作成する図面の話で

ここはこうする、という説明が足りなくて

1から作り直すということだったり

作った図面が機械に、いれても

型を切ってくれてなかったりなど

様々な問題が原因でした。


わたしはそれから個人的にも

その上司が嫌いだったというのもありました。

というのもやはりCADというお仕事は

明るいとは無縁でコツコツ作業なため

何も話せなかったり

話そうとしなかったというのもありますが

わたしは自分に余裕がなくていっぱいいっぱいになっていました。

それがかなり根深くあったとおもいます。


今思うと、ただの人見知り

緊張に負けて、一人ただ佇んでいたとしか

感じません、、

仕事は正直に言うと何をしても

好きになれませんでした

その中でもCADは夢中になれる

仕事でしたが

人間関係で結局辞めて

他に行くことで職歴が汚れていきました。


友達にも親にも

なんか会うたび仕事変わってるよねー

なんて言われて当時はそれに

気にもとめず

そうかなー??って返してたっけ…


馬鹿だなぁって改めてかんじた

何回もチャンスがあってそれでも

長続きしてないのって

ぜったいに可笑しかったのに

それに気がつけず

いつも同じことで失敗し

くよくよし、転職をする

その度に書く履歴書は

本当に惨めで、情けなくて

面接でも、なぜこんなに沢山という顔を

されていることに気づけずに

諦めぐせ逃げ癖が本当についてしまっていた…

自分が何をしたいのか、

何が楽しいと感じるのかが全くわからず

さ迷い、ありとあらゆる気になる仕事に

手を出していた…


ある意味その図太さは今の私でも

恐ろしいなと感じる

どんだけ迷惑をかけてるのよって

ビンタしたくなるし、両親は我慢していて

すごいなと感じました…笑


仕事を転々とはするが

良くも悪くも何故かプー太郎には

ならずに済んでいた

なりたい気持ちもあったが

お金を家に入れたり、自分の事は

ほとんど自腹だっため

好きなことができなくなる怖さで

働き続けていた

それに、家にいるのがとにかく苦痛で

退屈であったからだ、、

わたしの住んでいた場所は

近所にコンビニと公園くらいで

他は田んぼか畑しかなく

遊べる環境がまずなかった

そのため家に居てもつまらんし

お金は使いたくないしって感じで

あまり娯楽してこなかった。


これがわたしでした。


だからヤンキーみたいに

喧嘩上等したりとかしてみたかったりもあったけど

そういうのも怖くてできなくて、

本当にどこにでもいる人見知りな

根暗な女の子だと当時を振り返る。

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あなたは今 本当に幸せですか? のん @nan0pu

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