筆者は、真面目に仕事と向き合い戦った。だからこそ病んだのだ。その記録は壮絶で想像を絶する。
伊丹十三「静かな生活」映画の中での言葉を引用したい。
「人は人のための道具ではない」
人はいつから、誰かの道具に成り下がったのか。ブラック会社は自分の娘や息子をこんな不当な働かせ方をさせるのか。いつからか社会は利潤のみを追求し自分さえよければよく、社会全体で幸せになろうなんて理念は無くした。人間が生きる時間の大部分は労働であり、人間らしく誇りある働き方ができる国でなければならないのだ。筆者が命を絶とうとするまで追い詰めた会社や社会。みんな怒らなければ。