触れられない先輩として、灰色の青春時代を一転させる青い春の予感

高校時代。青春という時間に一番触れられた時間に、イケメンすぎて「触れてはいけなかった先輩」として皆から遠ざかられていた主人公、藤元慧。灰色だった時代を変えるべく青春を手にするために、喫茶店アストレアに就職することになる。

しかし、卒業後もそれは変わらなかった。
「触れられない」、それが彼にとってはとても辛い……というよりは苦しい感情のほうが強いのでしょうか?
傍からみたら羨ましい悩みなのかもしれませんが、慧にとっては普通を求めていたのかもしれませんね。
想像したら、「そんな青春時代は送りたくないなー」としみじみ。

状況は一転、バイトで新しく入った瑞樹未来という元気な女の子はなにやら慧のことを知っている様子。
妹とのやり取りや日常の風景、そして絡んでいく伏線がどう回収されていくのか本当に見どころです!