4話ギルド申請

2人は目の前光景を目の当たりして自然と足が進む。


賑やかな商店街を歩いたらだんだんと静かになってい、


円形の形をした真ん中に大きな木の生えている場所が見


えてきた。


2人はそのまま同じペースで歩き気持ちよく吹くそよ風と


木の後ろに立つ大きな建物も目で感じれた。


「急に静かになって風が気持ちいなぁ」


「妾もそう思うのだぁ」


「いい風だなぁー」


「なんかきもいぞぉ」


「うるせーよ」


2人は自然に運ばれた足を自然に止めて言い合った。


それと同時に奥に大きな建物を感じれたって思ってたけ


ど本当に大きめの建物がある。木製で、少し古い感じの


大きな家と言ったところが一番当てはまるだろう。家に


ちなんで少し大きめの扉の前まで2人は歩く、呼已がドア


の前で立ち止まる。


.

.

.

何も変化ない。


「あれなんで、ひらかないんだぁ?」


「あっはっはぁはっぁ呼已面白すぎじゃなどう考えても自動では開かないとおもうのだが?」


「なっなんだよそれぐらいわかってるわ、わざとだよ、わ、ざ、と、」


大きい声で腹をくくりながら莉乃が笑って呼已はとても


恥ずかしそうな顔で少し顔を赤くしている。


そこし間を置き呼已が扉をガラガラと引いた。


2人でほぼ同じタイミングで足をドアの内側に踏み入れる


目の前には、均等に並べられたテーブルと奥に、ほんの


りとした灯カウンターがあり人がいるのが見える。



「ここは酒場かぁ」そう呼已は思った。


けどその勘違いもすぐに解かれる。


少し早歩きで興奮したような足さばきが呼已を横切って


莉乃が何やらカウンターに向かって何か伝えようとして


いる。


「呼已〜呼已〜ここギルド申請場所ってここに書いてあるよー」


そう莉乃が言って少し興味深く呼已の足が動く。


「んー?ギルド申請所確かにそうみたいだな」


呼已は手を顎に当てて言う。


おっと顎に手を当てると思い出してしまう。そういや俺


現実じゃ「しゃくれ」だったんだ、、


そう一気に現実を思い出しもう一つあまり思い出したく


ないものも思い出す。そう僕は現実の顎のしゃくれを治


すためにお金を稼がないといけないんだった。


少しぼーっとギルド申請の文字をみ



てまた一つ思う。「そーいえば莉乃も何かしらの理由でここにきたのかな」


なんて思っていた。すると突然呼已の背中に俺の背中を


猫が踏み台にした時ぐらいの痛みが走った。


「何をぼーっとしてるのじゃぁ妾は色々見て展示版とかあってワクワクしてるのに、ここがギルド申請場なら早くしてしまえばいのに」


「すまん、。そーだけど莉乃いいのか?一緒にパーティー組んでもらっても」


「何を呼已は今更いっておるのじゃぁ?妾は逆に1人でこんなところで何したらいいのだ?」


確かにそうだ。と呼已は納得いき、言った。


「なら、莉乃!よろしくな」


「なっなべ別にいいのだ妾は自分のための選択なのだからな」


莉乃は少し顔を赤くしていた。多分俺も少しは赤かっただろう。


別に莉乃の顔に惚れたとかじゃなくて、ワクワクしてた


気持ちがどこかにあったんだよ、きっと、何かまた新し


く始まるような気がして、、


呼已ギルド容姿の名前欄に2人の名前をさーっと書いて


一息置く。書いた紙を差し出しギルドバッジを2つもらった。


呼已は1つを莉乃に渡してまた一息置く。


「よし。また新しくギルドメンバーとして冒険が始まるなぁ!」


ギルド登録した2人また何か始まろうとしている。



あとがき

ごめんなさいとても描くのが遅れました。

次からはすぐ出せるようにします。

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顎の治療代70万する件 桜木ゆりは @Yuriha1130

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