書くならこんな次回予告

「テロで学校も損壊してしまったから、補修やら点検やらで一時休校することになったわけだ。寮も等しくな」

「じゃあアキラ、その間ウチ来ない? 自然がいっぱいだし、ちょっとは体鍛えとこうよ」

「うん、行くー」

「あの……。私も同行するわけにはいかないだろうか? できれば実家には寄り付きたくない」

「別にいいけど。なら荷物持ちね」

「君が持てない荷物を持つのか?」


~ルーシーの集落付近~


「予想はしていたが、まさか公共交通機関からこれほど歩かされるとは」

「嫌なら帰ってもらってもいいんですけど」

「ここで離れたら間違いなく遭難する。……おや? 無人機の残骸だ」

「テロのあと、この辺りはまだ回収されていないんだね」

「……おかしい。残骸が一定の範囲から向こうにはひとつもない。まるで内側から押し留められたように線を描いている。あっ! 槍が刺さっている! まさか君の実家の皆さんは自力でテロから防衛したのか?」

「みんな元気みたいで嬉しい」

(どこらから聞こえてくる激しい太鼓のリズム)

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エレクトリカル・デイドリーム 電脳箱入り娘 福本丸太 @sifu

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