神と人の約は、幾年を経て今に続く

神話から続く夜の街を舞台にした、恋愛ありバトルありのファンタジーです。
和と洋が入り混じった独特の世界観が美しくそれでいて読みやすい文章で描かれていて、読み進める手が止まらない作品です……!
主人公二人の関係性が変化していく様に心動かされ、彼女らを襲う数多くの事変に息を吞まされます。初めて読んだ時からずっと心の中に残っているお話です。
第伍譚で一度完結しており(第一部)、2022年12月現在はその後日談となる第二部が連載中です。第一部で話がきりよく区切れるので、その点でも読みやすいかと思います。

初出から時は経ちましたが、最近書籍化されて更新も再開しているので、未読の方は今が読み始めるチャンスかと!
書籍のほうも書き下ろしで描写が更に丁寧になっていて良かったので、そちらもおすすめです。