生と死の対比 幸福と不幸に思うこと

弟の死、祖母の死。

自らの死。

辿り着いたあの世は猫に秩序立てられた奇妙な世界だった。

生きている時の思い出の川に手を伸ばし、掬ってその色を確かめる。

プリズムを介したような幻想的な光景でありながら、生きることを死にながらも考えている。

その生を幸福だと決めることは難しい。運命に弄ばれた不幸だけども、意味はあったと現段階でも思う。

様々な思いの連鎖の収束の形を、楽しみに思います。

きっと幼い頃に集めたガラス玉のような、素敵が映っているのでしょう。

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