等身大の「だらだら」がここにある。

古来から伝わるこたつ、それは人々を魅了してやまない悪魔の家具。
これはそれに魅入られた者達のすこしふしぎな日常を描いた物語。

ところで、こたつに入っているとこう思わないだろうか。
「ああ、もっとだらだらしたい――」そう思ったら何をするか。
本を読むか、みかんの皮を剥いて食べるか、ゲームでも始めるか……そう、日々を社会にすり潰されている我々が求めるすべてがこの小説に凝縮されている。

ゲームが発売されればやりたいなぁ、面白い話があったら気になるなぁ、そこにいる暖隆君や陽奈先輩は我々の分身ではないかと言う程に当たり前の生活を送り、だらだらしている。
君もこたつ部に入ってぬくぬくしてみないか?


(ボクっ子陽奈先輩かわいい)

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