転生したら一家の蔑み者!? 精神年齢四十路が歩む異能学園ストーリー!

死にかけ少年になったら色々と人生が終わりかけてて大変だなぁって思った(小並感)

それにしても、私が今まで見てきた異世界物の主人公の中で一番礼儀正しいかもしれない。まぁ、精神年齢四十歳の紳士だからね、仕方ないね。

元の世界では名前通り最上の紳士。性格も全然捻れてない正真正銘の本物のジェントルマン。そんなある日、彼はひょんな事故に巻き込まれて死んでしまい、神様側に異世界に行ってもらうと言われるまでは腐るほど見てきたテンプレだったんですけど、転生してからが違ったね。

だって転生先は人名こそファンタジー感漂うが、それ以外は現代と似たような世界観。電気もとい電磁で動く機器や『異能』なる特殊能力の存在を見ると、まさに異世界ファンタジーに現代ファンタジーをブレンドした他ではあまり見られない点だと思います。

世界観はさておき、次に意外性があったのは主人公。まさか目が覚めたら悪役令嬢の男版みたいな感じの肥満体質少年の姿になっていたとは。魔力量ばかり良いだけで、粗暴かつ怠惰で家族からも見放されるような野郎。これで婚約するってんだから、異世界は羨ましい限りですよ全く。もっとも、そんなことにはならなかったんですけど。
婚約破棄。うんうん、これもたくさん見てきました。やったぜ。主人公の性格が紳士じゃなかったらどうなってたんだろう(素朴な疑問)
とまぁ、こんな感じの坊っちゃんになった主人公は、来たる学園生活に向けて全ての一新を決意。勉学、減量、鍛練、礼儀。異世界の常識を学びつつ、三ヶ月が過ぎ去る──

そんな紳士少年(精神年齢四十代)の周りには凄い友人先輩方がいっぱいいっぱい。
黒騎士、白騎士、紫騎士という異名を持つ先輩達。かつての婚約者や兄妹漫才クラスメイトに物語に一人はいる主人公に助けられる系ヒロイン他! 仲間はまだまだ増えそうです。


そして、ついに発現する彼の異能。その内容は──


……後はご自身の目で見て確認してください。
物語はまだまだ序盤ですので、是非とも一気見して頂きたいですね。私は深夜に一気しました。

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