第6話 死神の嘘と僕の嘘への応援コメント
死神は主人公の記憶を元にこの世界を創っていたのですね!
本当の事を答えてくれた死神の彼女と、それに対して本心を伝えた主人公の距離が縮まったような感じがしました。
『空席に恋をした僕を見返すための恋の話』ーー
あと1日。
主人公と死神はどんな風にその日を一緒に過ごすのか、続きが楽しみです!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
返信遅くなりました!
「となりの空席に恋をした」も無事、完結となりました!
死神と少年の好きを伝えるためのミステリーどうだったでしょうか?
読者様が楽しんで頂ければ幸いです!
第5話 となりの空席に恋をしたへの応援コメント
自分が席に座っている教室の中に、自分が入って行く、というのも不思議な感じですよね。
わからない箇所があるのですが、
主人公が入っていったのは3年1組で、『高校二年生の夏休み前日に、となりの空席へと恋していることに気が付いたのだ。』とあるのは、つまり1年前に恋をした、ということでしょうか?
空席というのは、そこに座っているはずの誰かがいた、ということでしょうか?
『そんな僕を羨ましいと思った。ただただ、醜く嫉妬した。』のところの主人公の感情が、どうしてこんな風になったのか、、、
読み込みが浅いかもしれなく、すみません。
ラムネとソーダのエピソードと主人公の考察はなるほど、と思いました。
主人公が自殺をしようとしたのは学校が原因なのかな、と思っていたのですが、
『あの夕暮れやだんだん薄れていく同級生たちの希望に満ちた声が、つまらない世界で生き続ける僕にとっての慰めだった。』とあったので、そうではないことがわかりました。
続きを読ませていただきます!
第4話 花火と僕とテロリストへの応援コメント
『こんな可笑しな男の子の魂を運んだんです』と死神に語りだしてもらうために話し始めた『夏祭りでテロを起こす計画を立て失敗した話』。
子供ならではの単純な、それでも本人にとっては大真面目な『夏祭り破壊計画』。
駄菓子屋のおばあさんだけは、巻き込まれないように、あらかじめ計画を打ち明けてあげる優しさ。
それでも計画は失敗に終わり、屈辱的に打ち上げられた花火を見上げる主人公。
「とても……私が、大好きな話です」と返す死神は、主人公の気持ちに共感する何かを見出したような気がしました。
(この死神の言葉を聞いて主人公は何を感じたのでしょうか?!)
そして二つ目の話が本作品のタイトルになっていますよね!
『となりの空席に恋をした話』とは一体どんな話なのか?
たどり着いた学校では何が起きるのか、続きが楽しみです!!
第3話 ただの成長への応援コメント
死神に作り出してもらった僕の理想の世界ーー。
夏の早朝の昆虫採集!
カブトムシ、いるかいないか、捕まえられるか、ワクワクしながら雑木林の中を歩いていく感じ、
これは自分が子供だったから味わえた緊張感と高揚感だったのか、、、
ある程度大人になって同じことをやってもさほどの興奮はない、、、
死神はそれを『成長』と言って僕を励ましてくれるーー。
成長することへの抵抗感も感じつつも、次に僕は死神に学校を作ってくれるように言うーー。
誰でも思い当たる成長期の感情が良く伝わってきました!
昔はあんなことに夢中になれたのにーーというようなことってあります。
ゲームにたとえる説明もわかりやすかったです!
主人公の生きる目的はどこでどんな風に見出すことができるのか?!
続きが楽しみです!!
第2話 欲張りなくらい好都合な世界への応援コメント
自殺を図ろうとしていた主人公と、目の前に現れた死神の彼女。
これまでの死神の既成概念を取っ払ったオリジナルなキャラクターに注目しています!
それから冬のシーンから夏のシーンへ、という場面転換が上手だと思います!
主人公が行きたい世界ということですが、ノスタルジーを感じさせる風景の中で、これから先何がそこで起こるのか、という期待を抱かせてくれました!
また、主人公が捻くれ者である、というのがポイントになっている気がしました。
まだストーリーが始まったばかりで、なぜ主人公が自殺をしようとしていたか、など背景が明かされていませんが、
ラストはどうなるのかな、と早くもそんな想像を掻き立てられました!
タイトルについては、青春もののような雰囲気を醸し出していますが、死神が出てくる話とは思いませんでした。笑
続きを楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ついさっき、最終話を書き終えました。
『午後5時の生き物たち』と『となりの空席へ恋をした』の2作品は、登場人物の個性を鍵とした作品になっています。
あくまで『ミステリー』という枠のつもりで描いた作品ですが、なっているかは自信ないです……
とにかく、最終話まで完走よろしくお願いします!
最終話 ただ同じことをするへの応援コメント
自殺をしようとしている主人公、そこに現れた死神の彼女。
彼女と過ごした3日の後に最後はどうなるのかなと思って読ませていただきましたが、
ラストがかなり衝撃的でした。
<死神>と名乗る少女と過ごした最良な記憶に書き換わった時点で死ぬ、ということがある意味主人公にとっては本望だったのかな、と思いました。
主人公の思考が捻くれ者というところを発端としているのが、キーポイントになっているような気がしました。この辺のキャラクターの作り方は面白かったです。
また、夏の風景やお祭りの描写はノスタルジーを感じさせて情景を楽しむ事ができました。
やや(個人的に)わかりにくかったのが、タイトルの『隣の空席に恋をした』の意味合いです。主人公の心の中にどのくらいそれが意味を持って占めていたのか、、、(もしくはこのタイトルは読者をミスリードへと導くためのものだったのか?!)
それでもラストが思いも寄らなかっただけに、3日間の2人が鮮やかに浮かび上がりました。
忘れられない作品になりました!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
タイトルとストーリーの補足をすると、この作品を執筆するにあたり影響を受けた作品は森絵都先生の「カラフル」や河野裕先生の「ベイビー・グッド・モーニング」なんです。
どちらの作品も<死>と<転生>をテーマに、死神や天使が登場します。
タイトルだけでは、天使や死神が登場する。まして、死や転生がテーマだなんて想像つきません。
この二作品は(僕個人の解釈ですが)作品を最後まで読むことにより、タイトル自体で伏線の回収となり、ミステリーを演出することが出来ます。
この「となりの空席に恋をした」というタイトルは、あくまで<自殺を図った僕>は、いくら記憶を最良に書き換えたからといっても、過去に経験した本当の記憶は、永遠に取り戻せない。
つまり、恋をしたとなりに座る彼女は、僕の中で空白(=空席)であり続けるという意味合いです。
それが伝わらなかったのは、僕の技術不足です。
ですが、ミステリーを執筆する大きな課題になりました!
改めて、完結までお読みいただきありがとうございます!