あまりファンタジー系を読まないのですが、ドキドキさせられる展開にスクロールが止まりません。緻密な構成で土台がしっかりしているなと感じました。これからも応援しています!
黒い霧に覆われて滅びゆく世界という設定が絶望的でそれをどう克服するのかという興味を惹かれます。主人公が圧倒的に強いのも爽快感があります。次々と強い敵が現れるのですが、戦いの中で新たなる力に目覚めることで勝利します。最終的な敵がどんな存在なのかは謎ですが、主人公なら勝利するはずという安心感があるので楽しんで読めます。主人公に恋する女性の存在も気になるところです。暗い設定ですが、最終的には無残なラストにはならないはず。カタルシスを味わうためにそこまで付き合ってみれば満たされるはずです。
第六話まで読ませて頂きました。ダークファンタジーというところで、私自身、マンガで例を上げれば「ベルセルク」、ゲームでしたら「ダークソウル」といった世界観は大変好きなので楽しませて頂きました。私の作品にも言えることなのですが、こういったシリアス路線の作品は読者側目線になった場合最初の取っつきが鈍くなりがちで、その辺りは同じように苦労をされているだろうなと思います。文章的にもおかしな点は特に無くしっかりと書かれていますので、安心して読むことが出来ました。また続きを読ませて頂こうと思います。
もうすぐシャリムの正体がわかりそうですね。グロウス・ライゼルア本人かそれとも息子か?どちらにしても強者なことには間違いなく、最終的に「敵」となるのか「味方」となるのか、どちらに転んでも面白い展開になりそうです。
実にマッチョな登場人物とストーリー。恥じらいもなく真っ向勝負で叫び声とともに繰り出される厨ニな必殺技が実に男の子。男臭い物語の中でも、華を添える女性たちは皆美しい。でも漏れなく強い。物理的に。それもまた実にマッチョイズム。ライトノベルなんていう単語が存在しなかった時代の外国のファンタジー小説や、黄金期なんて呼ばれてた時代のジャンプ漫画を読んでるような気分で楽しめるいい意味で泥臭い作品です。
この作品の特徴は、とにかくシナリオの温度が熱い! これぞ男の世界!武器の唸る音、ド派手な必殺技、そして現れる強大な敵!主人公は武骨ながらも、やはり血が滾るタイプで、読者を惹きつけてやまない。最近(私も含めて)リアルな描写だの、ご都合主義がどうだの、小さくまとまっている小説が増える中、あえて独自路線を走り、さながら漫画のような流れには粋すら感じられる。中二病を敬遠しがちな君も、敬遠せずに是非読んでみよう。待っているのは本当の男の世界だ!
ダークファンタジーの世界観ながらも必殺技の【厨二名】を叫びながら相手に攻撃を加える設定がすごく笑えて面白かったです。果たして魔物を出没する霧の正体が気になるところですがどうなるのかな。
特筆すべきひとつの点は、この小説の『娯楽性』です。一言にも書いたように良き厨二、大衆小説の特徴である『娯楽性』をしっかりと持った良い作品であると思います別サイトの小説家として嫉妬してしまいましたw