特筆すべきひとつの点は、この小説の『娯楽性』です。一言にも書いたように良き厨二、大衆小説の特徴である『娯楽性』をしっかりと持った良い作品であると思います別サイトの小説家として嫉妬してしまいましたw
始まりから不穏な空気で始まる。誰が悪で、誰が善なのかがハッキリしており、しっかりと立ち位置が確定していることで、要らぬ推察をせずに物語ののめり込むことができる。加えて、漂う巨悪の気配。一人の悪…続きを読む
非常に引き込まれる導入でした。雰囲気と設定が最初から重厚であると感じられる作品だと思います。多くは語られていませんが、その行動だけで主人公(たち)の立ち位置などがわかり、これから繰り広げられていく…続きを読む
ストーリーの爽快感とテンポの良さ物語の組み立ても上手い!!
そこが終末を迎える世界であるならば、人々は手を取り合い、生き残りの道を模索する。そうあって欲しいというのが、大平の世を生きる我々の人情であるが――希望的観測という誤謬だろう。本作では、逼迫した状況…続きを読む
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