う
※解説は間違っている可能性があります。あらかじめ、ご了承ください。
※「ー」は前の文字の母音(例:カーブ→カアブ)として扱っています。
●右(う)
右翼手の事。詳しくはコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054884251383
●ウィップ(WHIP/Walks plus Hits per Inning Pitched)
「与えたフォアボールの数(Walks)」と「打たれたヒットの数(Hits)」をプラスした数字を「投球イニング数(Inning Pitched)」で割った数値の事。
つまりは「1イニング投げる間に出塁を許した数」を表している。数値は小さい方がいい。
(デッドボール・エラー・フィルダースチョイスなどは計算に入れない)
WHIPが1.23なら、1イニング投げる間に1.23人のランナーを出している事になる。
●ウイニングボール
最後のアウトを取った時(=試合に勝利した時)に使われていたボールの事。
●ウイニングショット(=決め球)
そのピッチャーが最も得意としている(自信がある)球種の事。もしくは、2ストライクの時に投げるボールの事。
●ウインターミーティング
メジャーリーグにおいて、次のシーズンのリーグ運営方針や選手の移籍などに関する話し合いが12月に行われる。
これが「ウインターミーティング」で、年が明ける前から次のシーズンは始まっているようなもの。
●ウインターリーグ
冬季に開催されるリーグ戦の事。中南米などの暖かい地域では冬でも野球が出来るため、プロ野球選手やメジャーリーガーなどが実戦を求めて参加している。
●ウインディーシティーシリーズ
インターリーグの対戦カードの1つで、シカゴ・ホワイトソックスとシカゴ・カブスの対戦。
この名前は、シカゴが「ウインディーシティー(風の街)」と呼ばれている事に由来する。
●ウインドミル
ソフトボールの投げ方の1つ。腕をウインドミル(=風車(ふうしゃ))のように1回転させて投げる。
(何回転もさせるのはルール違反)
現在、ソフトボールのピッチャーの大半がウインドミルで投げている。
もう1つの投げ方はスリングショット(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054884198626
●ウェイバー(ウェーバー)公示
「この選手の保有権を放棄しますよ」的な公示の事。ウェイバー公示された(ウェイバーにかけられた)選手は、一定期間内に他のチームから獲得の申し出があったら、そのチームに移籍になる。
●ウェイバー(ウェーバー)式
ドラフトにおいて、成績が悪かったチームから順番に選手を指名していくシステムの事。「ウェイバー方式」や「ウェイバー制」とも言う。
成績が良かったチームから指名する事は「逆ウェイバー式」と言う。
メジャーリーグのドラフトは「完全ウェイバー式」になっているが、プロ野球では「部分的ウェイバー式」になっている。
詳しくは「日本とアメリカのドラフトについて」で解説。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054884291126
●ウエスタンリーグ
プロ野球の1軍は「セ・リーグ6チーム」「パ・リーグ6チーム」だが、2軍の方は「イースタンリーグ7チーム」「ウエスタンリーグ5チーム」になっている。
1軍がセ・リーグ所属かパ・リーグ所属かは関係なく、本拠地が東日本か西日本かでリーグが分かれている。
●ウエストボール
「ウエスト」とも言う。また、ウエストボールを投げる事は「ウエストする」と呼ばれる。
ウエストボールとは「見せ球(=三振を狙うボールを投げる前に、その布石として投げるボール)」や「釣り球(=空振り三振を誘うボール)」として投げる高めのボール球の事である。
また、バントや盗塁を警戒して投げる高めのボール球の事も言う。
(高めのボール球はバントするのが難しく、盗塁された時にキャッチャーが投げやすいのでアウトにしやすい)
この意味の場合は「ピッチアウト」と言ってウエストボールと区別する事もある。
●(グローブの)ウェブ
グローブの親指と人差し指の間の部分の事。「網」とも言う。
網のように隙間がある物もあれば、隙間がない物もある。隙間がなくても「網」や「ウェブ」と呼ばれる。
●ウォーニングトラック(ウォーニングゾーン)
外野フェンスが近くにある事を警告するゾーンの事。「ウォーニング」は「warning」の事である。
外野の芝とフェンスの間に土のゾーンがあれば、その土のゾーンがウォーニングトラックになる。
外野の芝に線を引いている場合は、その線からフェンスまでの間にあるゾーンがウォーニングトラックになる。
「ウォーニングトラックまでボールが飛んだ」と言う時は、外野の最深部までボールが飛んだという事である。
「もう少しでホームランだった」というニュアンスが含まれる事も多い。
●(ボールが)浮く
狙いよりも高い所に投球が行く事。特に、低めを狙ったボールが真ん中や高めに行く事。
ボールが浮き上がる事ではない。
(上昇気流でも発生していない限り、ボールの軌道が「→→↑」のように急浮上する事はない)
なお、真ん中や高めのボールは、打たれると長打になりやすい。
●動くボール
カットボールやツーシームなどの「ストレートに近い球速と軌道でバッターに近付いて行き、バッターの手前で小さく鋭く動く(変化する)ボール」の事。
そのようなボールを投げる事を「ボールを動かす」と表現する。アメリカで流行したからか、日本でも流行中。
●(点を)失う
相手に点を取られる事。野球に限らず、得点を競うスポーツ全般で、自分のチームの点が減るわけでもないのに「点を失う」や「失点する」と言う。
●(バッターの)後ろの手・足
キャッチャー側の手や足の事。手は上の手になり、足は軸足になる。右打ちなら右手と右足。
●後ろを投げるピッチャー
試合の後ろ(終盤)の方に出て投げるピッチャーの事。終盤の少ないリードを守り切るためのピッチャーで、8回を投げるセットアッパーや9回を投げるクローザーなどの事。
そういったピッチャーが弱いチームは「後ろが弱い」と言われ、後ろが弱いと終盤に逆転を許してしまいがち。後ろが強いチームなら「うちなら3点もリードがあれば余裕だ」と思えるが、弱いと「5点リードか……ちょっと足りないかも」となってしまう。
プロ野球でもメジャーリーグでも、後ろが弱いチームが優勝するのは難しい。
●打たせて取るピッチング
凡打(=ゴロとかフライとかライナーとか)を打たせてアウトを取っていくピッチングの事。
コントロールがいいピッチャーは、低め(ゴロになりやすい高さ)にボールを集める事が出来るので、ゴロを打たせてアウトを稼げる。
●内側
バッターに近い方。「内角」や「インコース」や「インサイド」とも言う。
●「打ちたい打ちたい」になる
「ヒットを打ちたい!」という気持ちが強く、打ちにくいボールに手を出したり空振りが多くなったりする事。
「打ちたい打ちたい」になる原因は、主に2つある。
・「オレがヒットを打って決めてやるぜ!」と意気込んでいる
・「ここでヒットを打たなきゃダメだ打たなきゃダメだ……」と自分で自分を追い込んでいる
野球に限らず、スポーツではメンタルが重要である。メンタル、かなり重要。
「打ちたい!」という気持ちがないと打席で消極的になってしまうが、この気持ちが強すぎると、今度は気持ちが空回りしてしまう。
気持ちが空回りすると、バットまで空回りしてしまう。
(上手い事を言ったつもり)
バッターには「打ちたい!」という意欲も「ボールを見極めるぞ」という冷静さも大事になる……のだが、どんなバッターでも「打ちたい打ちたい」に陥ってしまう。
●打ち取る
ピッチャーがバッターを抑える事。
「打ち」とあるが、バッターがヒットを打つ事ではなく、その逆の意味である。
●内に食い込む
内角(=インコース)の方に曲がる事。「内に切れ込む」「内角を抉る」と言う事もある。
●内弁慶/外弁慶
ホームでの試合に強い選手やチームを「内弁慶」と言い、ビジターで強いのは「外弁慶」と言う。
2019年のワールドシリーズは、7試合全てでビジターが勝利(6試合の時点で史上初)というお互いに外弁慶なワールドシリーズだった。
※2019年のワールドシリーズの結果はコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892281927/episodes/1177354054892289207
●右中間(うちゅうかん)
ライトとセンターの間の事。英語では「right-center」や「right-center field」と言う。
●打てる~
守備が重視されるポジションの選手でありながら打撃が良い選手を「打てるショート」のように言う。ピッチャー・キャッチャー・セカンド・ショートなどに使う。
ファーストなどは打撃が重視されるので、あまり「打てるファースト」とは言わない。守備が良ければ「守れるファースト」とは言われる。
キャッチャーやファーストは足が遅い選手も多く、足が速ければ「走れるキャッチャー」のように言われる。サードも遅めの選手が比較的多い。
●奪う
三振させる事を「三振を奪う」「奪三振」と言う。つまり、奪うのがピッチャーで奪われるのがバッター。
●埋め合わせ
ストライクかボールか微妙な時は、球審も判定を迷う事がある。
ストライクと判定した後に「いや、ボールだったかな……」と思う事もある。人間だもの。
ボールと判定した後に「もしや、ストライクだったのではあるまいか……」と思う事もある。人間ですもの。
そのような時に「ボールっぽいのをストライクって判定しちゃったし、バッターには悪い事したから、次はストライクっぽいのをボールって判定しよう」と思ってはいけない。
「さっきはピッチャーに損をさせちまったぜ……! 今度はボール的なアレをストライク的なアレとして判定してあげよう!」と思ってもいけない。
そのような「埋め合わせ」は禁止されているのである。
(審判本人は認めないだろうが、埋め合わせは行われていると言わざるを得ない)
●右翼(ライト)
野球のグラウンドにおいて、4つの塁で囲まれているエリア(及びその周辺)の事を「内野」と呼び、その後ろを「外野」と言う。
ホームベース側から外野を見た時、左から順に「レフト(左翼)」「センター(中堅)」「ライト(右翼)」と言う。
●右翼手(ライト)(RF/Right Fielder)
ライトで守備をする外野手。詳しくはコチラ(↓)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884198528/episodes/1177354054884251383
●裏1番
9番バッターの事。特に、1番バッタータイプの9番バッターの事。もう1人の1番バッターという感じ。
●裏4番
いわゆる「ダブルクリーンアップ」を組んでいる打線において、2つ目のクリーンアップの真ん中のバッターの事。
※クリーンアップ級の強打者が多いチームでは、3~5番の表のクリーンアップの他、6~8番か7~9番の辺りに裏のクリーンアップを作れる。
●売り手
トレードなどで主力選手を放出する側の球団の事。主力を出す代わりに、若い選手(時に数人)を獲得する事が多い。
●うるさい相手
面倒な相手の事。声の大きさは関係無し。
「うるさいバッター」なら「抑えるのに苦労するバッター」という事。
「塁に出すとうるさい」なら「(打撃自体は大した事が無いけど)足が速いから出塁させると厄介」ぐらいの意味になる。
●上ずる
「浮く」と同じような意味で、狙いよりも高い所に投球が行く事。
●右腕(うわん)
右ピッチャーの事。
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