第7話「身勝手な不安のなかで」

君への戸惑いや

君への不信感

君との、違和感


想像を展開して、頭のなかで、幸せを破壊している


この、身勝手な不安のせいで



君の手を求めて

君の声を思い出して

君がやはり、好きだと確認する


想像を展開して、頭のなかで、幸せを確認している


この、身勝手な不安のなかで



やっぱり、君なんだ


君との違いを潔く、認めて

ふたりのやり方を模索しよう

僕は、どう自分を当てはめて良いのか分からなくなっていた

元気を失っていたんだ

身勝手な混乱を膿みだして

でも、その先で

手を取り合いたい気持ちがあった


そこから、君との


    「共通の喜び」を見つけたい




ふたりの生き方を、いっしょに

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