カクヨムならではの秀逸短編小説

 「スコッパー」と呼ばれる人達がいる。ランキングに載らず、しかし魅力を多分に含んだ作品を見つけ出す手腕を持っており、少しでも日の目を見たい投稿ユーザーにとってはかくもありがたい存在だろう。
 だがその手に握ったスコップが、地球の歴史を解き明かす世紀の大発見をするか、王墓を荒らす簒奪者となり得るかは、誰にも分からない。
 価値を定める時、それは価値を定められている時なのかもしれない。

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