世界を行き来し、大きな謎と陰謀に立ち向かう「技使い」達の生き様を見よ

二つの世界を行き来し、平穏を守るために戦う主人公たちの前に、うり二つの顔を持つ者が現れる、という衝撃的な出来事から、物語が始まります。
同じ顔なのに、性格は似ているようで違う――思想も思惑も目的も、全てがなぞに包まれたまま。
それでも「上」から与えられた任務をこなし、降りかかる事件や理不尽を技と機転で進んでいく主人公たち。読みやすく整理された文章で彩られた戦闘描写やキャラクターたちの心理戦……駆け引きは、読み手の興味を誘います。
利用するのか、利用されるのか。その裏に隠された感情はどんなものなのか。一筋縄ではいかないキャラクターたちの関係性も見どころです。

タグにもありますが、長編ならではの「恋愛」の進展・関係性も「彼ら彼女らはどうなっていくのだろう?」という期待が膨らみます。