「ケツ割り箸」という単語に騙されたと思わせるぐらいに、魅力的な登場人物が織りなすストーリーに、気が付けばすべての話を読了し、次も待ってる状態にさせられました
ネタだけじゃ物語を読む手は止まってしまうので「続きを読ませる力」があるお話であり、巡り巡り動く魅力的な登場人物達だと思いました
展開はある種王道(?)の正体を隠して戦う正義の魔法少女物ながら、それだけに終わらない力を感じさせてくれつつ
重く心にのしかからない心地よさ、さっくり読めつつ、出てきた登場人物達が変わる変わる「変化」を遂げるので
「あれ前の話の時どうだったっけ」と前の話を読み返す力も与えてくれます。
騙されたと思ってお気軽にお読みくださいと勧めたい一作品
文字通り良い意味で「騙された」と色々な人に感じて欲しい
続きも期待してます。
(真面目に書いて良かったのだろうか…?)
ある日、ひょんなことから可愛いマスコットキャラクターを拾ってしまった主人公が、こわーい敵と魔法少女として戦う……そんな王道ど真ん中のお話なのに、1度読んでしまえば忘れることなど出来なくなってしまう。それほどまでにとんでもない熱量で出来た凄まじい小説が、この『ケツ割り箸魔法少女装少年セイントヒップ』です。
次から次へと飛び出すあんまりにもインパクトのあるトンデモワード。それを苦とさせずテンポよく読み進められる文体。そして魅力的かつ可愛い登場人物たち。気づけば最新話まで読み終わり、次の更新が待ち遠しくなってしまう……そんな小説です。
一発ネタと言うにはあまりにも濃すぎるこの小説。これからも応援しております!頑張ってくださいませ!
「ケツ」やら「割り箸」やら「女装」やら、タイトルのインパクトがあまりにも凄まじすぎる作品ですが、その中に詰まっている中身も強烈なのがこの作品の醍醐味。
色々と些細かわからないきっかけで褌一丁で割り箸を割る、そのせいでとんでもない非日常に巻き込まれる羽目になった少年。色々と無茶苦茶な衣装で、しかも「魔法少女」として日々戦わなければならなくなった彼ですが、その激闘自体は良い意味でかなりの王道、皆の声援を受けて戦う正義の「美少女」なのがまたこの作品の魅力かもしれません。
お腹の底から笑いたい、シュールな世界観を楽しみたい、そしてバトル系の王道作品を読みたい方に是非お勧めしたい作品です……ケツ割り箸は勧めて良いかどうか分からないですが……。