身近な単語で異世界を

まず始めに、この話は異世界に飛んだり転生したりする話ではない。
次に、この話は異世界の話である。

私自身まだ現段階で3話迄しか読んでいないが、兎に角導入からの世界観が解りやすい。
全て聞き馴染みのある単語と最低限の情景描写で表現してある為解釈で迷う必要がない。
その分情緒的だったり詩的な表現を「今」求める人には向いていないかもしれないが、そういう人ほど何かのきっかけで是非読んで貰いたい青春ヒロイック物語だと思っている。
これらのエピソードに登場する行間はただの空白ではなく、読み手の想像力へ働きかける為の行間だ。

最後に。
ケツ割り箸はいいぞ。