物語は、もう始まっている・・・はずだ!

回を重ねる毎に、どんどん面白くなっていきます。
物語の根幹とは違う方向にもどんどん・・・w

初っ端からダラけてる主人公を発奮させるはずの女神の加護(というか性格が)、
思いつきが多いというか余りに残念過ぎて、泣けます(*´∀`*)。

運命的に出会ったり、救けたり、血の伝えに喚ばれて寄り添ってくる女の子達が、
また人の話を聴かない自己完結型ス・テ・キ仕様で、まともなヒロインがほぼいません。
ラブ&ロマンスの方は大丈夫なのでしょうか?
サッカーと野球となわとびを、バレーボール・ルールでやっているような状況に陥りながら、
主人公がその器の大きさをもって、広いグラウンドのように皆の心をしっかり包み込んでいく、
・・・のでしょう、たぶん、きっと。

主人公「パーティー」はしょっちゅう生活破綻に怯えています。
けれど、トンボやクマを獲ったり木の実を拾って食べたりしつつ毎日をたくましく生きる彼らの姿に、
きっと読者はその胸に切なく苦い感動を抱くんじゃないかなと少し思います。
生きていくって、たいへんですね。

この先、主人公が恐ろしい前世の「フトモモフェチ」記憶にじわじわドンヨリ呑み込まれてしまうのかどうか
――とか、ヒロインたちとの絆が頼りとなって苦難を切り抜けていくのかとかよりも、
コントみたいな会話につい気を取られてしまう罠が各所にちりばめられています。

個人的には「みんなも憧れる、完璧に危険なメイド」(+1)の方のファンなので、
登場人物たちの行く末を楽しみにしております♪