ダンジョンマスターは人間を攻撃しなければなりません。
知恵とスキルで。 潜入と誘い込むで。
大混乱を引き起こして敵を弱める、と侵入者に対する防御を開発。
共存は不可能、そして結局は無意味。
すべては敵地のど真ん中から!
そんな状況に陥った主人公…
(ダークファンタジーダンジョンマスター物語ですが、悲惨な展開はないのでご心配なく。 むしろ無慈悲な悪役話って感じ?)
それでもまだ足りないなら、主人公は幻術を使う! 最高にかっこいいパワー!
魔法設定は素晴らしい!
流れが自然で丁寧に書かれている。
ダンジョンの目的は明確で、理にかなっている。
主人公と彼の相棒(ヒロイン)が魅力的、と関係は美しい。
主人公たちにも成長の余地として魅力的な内側の葛藤がある。 しかし、彼らは優先順位を失うことなく、それを乗り越えます。
迷惑なキャラはいません。 そして心配するの展開はありません!
楽しい戦い、ダンジョン経営、内政、とスパイ活動もある!
常に面白いであるいはわくわくするです!
全て揃っています!
唯一の「弱点」は、話が丁寧に書かれているので、遅いと感じる人もいるかもしれません。
でも、今は章がたくさんあるので、それは問題ではありません!
もっともっと多くの星に値する隠れた傑作です!
面白すぎてまだ最新話まで行きたくない!(読みました……)
ゆっくり味わってます。
(どの程度までがネタバレとみなされるのかよく分かりません。 かなり曖昧だと思いますが、でもネタバレになったらごめんなさい。)
ただその先を待ち遠しく思いながら、
続きを追いかける幸福が
この『物語』の読者にはあります!
幾多ある「ダンジョンマスター」と
「ダンジョンコア」の区別ないお話と異なり、
その本質的違いこそが、この物語では
大きく役割を担っていくのです。
なぜか『亜神たるダンジョン』の
ひよっことして魂魄を分け合う事になった
主人公たちが、
やむなく『姉弟』となることで、
人間の心を残しながらも人間を食む
ダンジョンとして生きようと悩む転生「弟」と、
その彼を理解しようと試みながら
ヒトを含むあらゆる生き物など、ダンジョンの
養分とするのが当然とする生粋の「姉」が、
互いの想いの距離を探っていく序盤を
先ずは読んでみてください。
続くのは、彼らと関わることになる魅力的な
他の登場人物たちとの、協調や闘争と騙し合い、
思惑は時に偶発的な行き違いもあって、
微笑ましいやり取りを織り込みながらも
思いがけない展開の連続で、
本当に楽しい物語りだと思います。
少し読むのが難しい単語・熟語がままあるので、
そこは良い勉強の機会だと思えることが、
このお話と付き合う
数少ないコツかも知れませんw
なれれば大丈夫だよ♪