筆者の描き出した童話的な世界観に引き込まれました。アニーメーションが頭に浮かんでくるようで、どんどん読み進めることができます。読み終えた後はほんわかした気持ちになります。
短編のみ
手を伸ばせば届く距離に居るのに。目覚めて初めて見るのも、眠りにつく前に見るのも、いつも君なのに。君のこともっと知りたい、もっと語り合いたいと思っているのに。けれど、それが決して許されないこと…続きを読む
やさしいクレヨン画の絵が見えるようなおはなしです。童話のようでもあるけれど切ない物語。同じ空の下で。同じ家の中で。一緒にいるのに一緒じゃない。暁の「彼は誰(かたはれ)」どき。薄暮の…続きを読む
こういうお話大好きです。語り合えない二人が、互いを思う気持ちがいとおしく、自分のつくる世界・相手がつくる世界に感謝しているところが、ほんとうに互いを尊重していてとても素敵でした。あぁ、でもほんと…続きを読む
とても綺麗な言葉で語られ、出会うことのない鳥たちの葛藤、そして優しさがよく伝わってきます。
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