筆者の描き出した童話的な世界観に引き込まれました。アニーメーションが頭に浮かんでくるようで、どんどん読み進めることができます。読み終えた後はほんわかした気持ちになります。
短編のみ
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(163文字)
夜を司るフクロウ。 朝を司るニワトリ。 同じ巣に暮らしながら、二羽は一度も言葉を交したことがない。夜のフクロウが目覚めた時ニワトリは眠り、朝のニワトリが目覚めた時フクロウは眠っているから。…続きを読む
童話だろうか、神話だろうか。繰り返す朝と夜の象徴の物語。まるで詩のような情緒溢れる切なさがあります。
とても綺麗な言葉で語られ、出会うことのない鳥たちの葛藤、そして優しさがよく伝わってきます。
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