小気味良いテンポで繰り出される会話の応酬。
随所に散りばめられたウイットに富んだギャグ。
優しい男の子と、ちょっと天然な可愛いヒロイン。
ほっこりとして甘酸っぱい温かなストーリー。
作者様の多くの作品で楽しむことのできる魅力が、100字×10話の構成の中に見事に詰め込まれている本作は本当にすごい!
地の文を省き、作者様得意の会話劇を研ぎ澄ませ、行間を最大限に利用して読み手の心を揺さぶる展開。
1000文字小説をここまで自分ワールドに昇華させた技量に脱帽です。
可愛い死神ちゃんと、死にたい男の子。
お互いを思い合う二人の行く末と、一話100文字の濃厚な世界を皆さんもどうぞお楽しみあれ(^^)