自宅にできたハチの巣を放置したエッセイ

作者 ゴッドさん

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★★★ Excellent!!!

家の庭に蜂の巣を見つけた。
さて、どうしたものか。

そんなありふれた出来事から始まる不思議な観察日記。
作者さんの生き物に対する距離感がとても自然で、つい一緒に観察をしているような気分になる。

そこで垣間見えるのは、自然の無慈悲さと、人間の傲慢さ。
そして、生きることの純粋さ。

ただ、ありのまま蜂のことを書いているだけなのに、最後はなぜか少しだけ泣いてしまった。

★★★ Excellent!!!

自分は子供の頃に蜂に刺された事がある。だから基本的に蜂は嫌いで、音を聞くだけでも逃げ出したくなる近寄りがたい存在。
でも、この作品に触れる事で、不思議と蜂に対して愛らしさが込み上げてきました。そんなハートフルなエッセイです。

細かい観察力と、それを的確に伝えてくれる描写は、読んでるだけなのに蜂の巣が近くで蠢いているような錯覚を感じさせてくれます☆

★★★ Excellent!!!

ハチは敵。

おそらくスズメバチの攻撃的なイメージのせいで、そういう印象を植え付けられていた。
素人にすれば、ミツバチ以外はヤバいって思ってしまう。
でも、本当はそうじゃない。
そりゃそうだ。哺乳類だって、ヒトもサルもゴリラも、全然ちがう。

共生なんて言葉で一括りにはできないけど、同じ場所で一緒に生きること。

生きる厳しさと温かさを感じられるエッセイでした。

★★★ Excellent!!!

家の駐輪場にできたハチの巣を観察するエッセイです。
でも、なんだかハチへの愛に溢れているように思えて……大人しいハチたちを守るためにあれこれ模索するさまがいとおしく思われて……。
季節の折々に野生動物との遭遇がニュースになりますけど、こうして適切な知識と冷静な判断力があれば揉めることはないんですよね。
ハチたちだって一生懸命生きているんだ。
今頃取り壊されていないことを祈ります。

★★ Very Good!!

私自身のことだが、自営業をしていたときに、お得意様の軒下で小さなハチの巣を見つけた。「あっ、ここにハチの巣がありますよ」お子様の教育によろしいのでは、という後の言葉は、「ありがとうね」と言って殺虫剤をもってきたお客様の言葉に遮られた。ごめんよー、そんなつもりじゃなかったんだよ、と思った過去を思いだした。