鈍感なりえりーにハラハラします。突如できた謎の穴に落ちたせいで、二歳児(美男児)になってしまったストーカー●●にそれと気づかずあんなことしながら旅するなんて!謎の鳥(伏線の回収が秀逸)に導かれ、穴に落ちる度に1歳ずつ歳をとるわたる。大人の姿の時から頑張っておけよとつっこみたいほど、あの手この手でりえりーの好感度を上げていきます。恐るべき男児。恋愛バイブルとしてもおすすめです!
この世界ではいつだってふるいにかけられる。当たり前のことだ。何をそんなに怖がっている?りえりーの言葉にどきっとさせられます。選ばれない人間は黒い穴に落ちていく世界で、たった1人の家族のわたるを探…続きを読む
主人公が黒穴の呪いにかかり異世界に行ってしまう。序盤はオーソドックスな異世界小説かと侮っていました。マンホールから蟻の巣まで、穴という穴を踏んだ瞬間違う世界に落ちていくという発想に驚きました。…続きを読む
りえりーは異世界に通じる黒い穴を隠していました。ある日、りえりーの上司であり不倫相手の黒田穴太郎と、その子供のわたる(2才)が黒い穴に入ってしまいます。りえりーを疑う黒田夫人や私立探偵との現代…続きを読む
登場人物よりも、その「穴」に描写の重さがあって驚愕した。まさに穴の小説である。
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