最後に神は言った

ゼロ

第1話 「来世の自分へ」

神?

来世?

なんだその馬鹿みたいな考え。

え?

信じるか?って信じるわけねぇーだろ!


 鳥肌が立ち目が覚める

月波 深紅「って夢か……」

 ため息をして、また退屈な日々が始まる、そう思いながらベッドから降りる。

月波 深紅「え?母さん?」

 そこにはキッチンで何者かに喉をえぐり取られた母親がいた。

月波 恵梨香(母親)「…………」

 肩を揺さぶっても返事がない。怖くなった僕は家を出た、そこには崩れかけたビルや道路が地割れしている光景が目に入った、恐怖感で動けない中誰かに話しかけられる。

???「これを見て」

 古く分厚い本を渡される。恐る恐る本を開いた、そこには今までの記録が日記のように書かれていた。


ー記録書ー

2026年 3月8日 6時37分

かいめんが上がり突然として街が海に沈む

みんなと一緒

にヘリで避難しようとしたがヘリが

きのうしなくなり断念

けっかこの街に残る

ばっくの中にある御守りを握る

すくえないすくわれないそんな中待ち続ける

べつの区域に行っても人がいない

ての中にあったはずの御守りが消えている

わたしは一体誰だ?

かたい岩が空から降り注ぐ

るあひとたつをみづげるあかいあおいしろい


月波 深紅「なんだこれ?」

???「あんたが書いたのよそれ」

月波 深紅「え?どういうこと?」

月波 深紅「あ、え、どこに」

 目の前にいたはずの人がいなくなっていた。なにがどうなってるんだ、理解できない……

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