★
0
概要
顔も名も知らずとも人は人を想えるのでしょうか
深く暗い深海をさ迷っていた小魚は、ほのかな明かりを灯す深海魚と出会いました。喰われると思いながらも、真っ暗な闇の中ではその灯りはあまりにも温かく、気づけばその深海魚の灯りにまとわりつき、戯れ、小魚は離れられなくなってしまいました。それはネット界という深い深い海の中で出会った、ちっぽけな人間と名も顔も知らぬ相手とのどこかのよくある模様。そんな小魚の苦悩だけが綴られる詩とでも言っておきましょう。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?