概要
あの日迷子になるのは私のはずだった
はいはい、どーしたまた君は、嫌な夢でも見た?
生きてるよ、ピンピンしてる。
平気だよ。死なない。もう大丈夫、大丈夫なんだよ。
だから寝なよ、病人。
……ああ、ダメっぽいな。
仕方ないなあ、それじゃあ退屈な話でもしてやるよ。
なんでって? 退屈な話を聞いてると眠くなるだろう?
……いやー、ずっとこの状態だと私も暇だからさー、ちょっとした昔話をね。
大丈夫大丈夫、辛気臭い話はしないよ。
まあ、適当に話してやる、聞き流してくれて構わない。
それでは、東西東西。
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