鑑賞7 正しく越えられない者へ投げる声(矢野絢子「一人の歌」)への応援コメント
孤独は生命体としての常態なのかも知れませんね……という自分への慰め。
……でもぬくもりが欲゛し゛い゛ん゛た゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……(慟★哭
作者からの返信
ぬくもり……私もほしい……
孤独は常態で、日常の気晴らしはいつも不足を感じる、不足だから、届かない他者の手にほんとうに触れてもらえるように足りない理由を考えていられるし、他者の胸に触れようと手を伸ばす方法をいつも考えていられるのだと思います。叶わないと予め観じて、それでもしてしまう慟哭が、いっときのまぎらわしでない、孤独をほんとうに救う関係を構築してくれると信じています。
編集済
鑑賞10 記憶までの距離(和泉さんのツイート)への応援コメント
こんばんは
無意識下で打った読点が、言われてみると胸のつかえのようで、泣きじゃくっている途中一気に吐き出すような感覚で書いたのかな、と自分でも思いました
これからも頑張れます、ありがとうございます
作者からの返信
おおお! 和泉さん、コメントありがとうです! まさかのご本人様。
最初に拝見したときは、読点に気づいていなかったことで「また発見できた!」と、やや興奮気味に書いていました笑
無意識なところに、心の動きが現れるのでしょうか。読みながら意識的なものだと思い込んでいましたね。和泉さんには持ち前のバランス感覚があると思います。……思いますというか私は確信します。それは情景の描写のしかたもそうで、どこを切り取るかとても冷静に選ばれているように見えます。それらが総動員で読者に確かな印象を喚起してくるのです。
ああ、お礼の返信がまた長くなっていく……読んでもらえてうれしいです!笑
鑑賞10 記憶までの距離(和泉さんのツイート)への応援コメント
素晴らしいですね
これ以上ないくらい、過不足ない言葉を前に、私は何も言えなくなりますが、湿原さんはそれをきちんと己の中に取り込んで言葉に出来る。
それが、素晴らしいです。
作者からの返信
読点に着目したのは咄嗟でしたが、そのためにこの詩の良さを再確認しながら読み解いていました。
鑑賞8 正確な狂い(渋沢孝輔「水晶狂い」)への応援コメント
序文(といっていいのかどうかわからないのですが)最初の1,2段落の文がたいへん素晴らしかったので、その部分に対しての「応援」です。
「水晶狂い」とその解釈については、これからじっくり読ませていただき、そして考える楽しみとしたい、と思います。
作者からの返信
理柚さんありがとうございます。
私は文章を陶酔的に書くので、恐縮にもこうしてほめてもらえるととても嬉しいです。
今回のは、以前から途中までは書いていたのですがなかなか筆が進まず、ずいぶん苦しみながら書きました。行を追っていく段はやや混乱した感じになっていますが、冒頭の部分は、私自身もちょっと気に入っています。
鑑賞3 図形の中の恋人(中原中也「湖上」)への応援コメント
前半の図形としての捉え方、興味深く読ませていただきました。直角三角形を基にした二等辺三角形、という構図が、とても新鮮で、かつ深い意味をなしていると感じました。創作のヒントをいただいた心地です。ありがとうございました。
作者からの返信
理柚さま
コメントありがとうございます。
読む方に新しい観点を提示できたなら、とても嬉しい限りです。
この詩に世をはかなんだ末の心中の誘いととった方もいました。たしかにそのようにも読めます。
私には遠距離でなかなか会えない二人が、月をたよりに近くに感じようと相手に書いた手紙のような印象をもちます。
いろいろの感想に触れるたび、作品は多彩な表情を見せてくれますね。
なんだかお礼の方向を失いかけていますが(^^; 感想をいただけるのは私を勇気づけてくれ、また自分の文章が人にはどんな色をしていたかを知れて、とても面白いです。
ありがとうございました。
編集済
鑑賞11.実存の孤立と併存(高野辰之「おぼろ月夜」)への応援コメント
自分も大好きな詩であり歌です。こうやってあらためて解きほぐすと、本当によくできたそして素晴らしい詩であることを再確認しました。恐ろしい発見、頷けます。
「におい淡し」も五感にうったえる、こころ憎い結び方ですね。
文章として、やや読みづらいところがありましたが、(お気を悪くされたらすみません)興味深い分析でいい刺激をいただきました。ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
率直なご意見頂けるのはありがたいことです。陶酔的に書く性分なので、本来ならあとで文を整える作業がいるものと思います。読みやすい文章、意識してみようと思います。
「におい淡し」はそうですね。ググってみると、においは形を意味する、と説明されている方があったかと記憶(曖昧ですが)しています。菜の花や霞の雰囲気、そして月影、そのそれぞれが仰るように五感にうったえてきます。
読んでいただけてとても嬉しいです。