見えない筈のモノが見える。実際に体験した事のない記憶がある。なかなか普通の人には無い経験ですが、中にはこういった科学や医学では説明のつかない体験を頻繁にしてしまう体質を持つ方もいらっしゃる様です。それが何であるのか……。説明がつかないからこそ不気味であり、不安にもなるものですよね。もっと詳しくお話を伺ってみたいものですが、何よりご本人様にとって大切な事は自分をしっかり保つ……という事じゃないかと思います。胆力は在らざるモノを寄せ付けにくくするものですからね。
やぶにらみ、という言葉自体、初耳だった。それに伴う不可思議なあれやこれ……これもまた、知ることが難しいことだ。いわゆる心霊現象。その現象の原因が、なににあるのかはいまだわからない。あるいはオカルトであるゆえに、未来永劫解き明かされないかもしれないし、あっさりと解明されてしまうかもしれない。ひょっとすればこのやぶにらみが、ひとつの答え……なのかもしれない。
私の経験と符合する部分が多く、ゾクっと来るお話でした。黒い影、経験した事がないはずなのに恐ろしい程リアルに感触までもが残っている謎の記憶。もっと経験をお聞きしたくなるお話でした。
折り重なった世界は、不意にあなたを不安にさせるだろう。だけど安心してほしい。それは当たり前のことだから。霊感のない自分には、なかなか実体験としての心霊を語るのは難しい。あくまでも手記の追体験として楽しませてもらいました。自分はよくこの世界のことを考えます。たとえば仮想現実であったり、誰かがみている夢だったり、そして物理現象の違う世界が折り重なって、たまたま三次元宇宙を形成しているとかだったりね。
きっと普通には見えないにおいまで見えてるんだろうな。一度お逢いしてみたいです♪